友だちの名前を呼んで「一緒に〇〇しよう!」と誘って遊ぶ姿が増えてきたすずらん組の子どもたち。
「なにしてるのー?」
「カレーつくってるの」
「まぜまぜしたらおいしくなるよ!」
「じゃあ、わたしはアイスクリームつくろーっと」
と子ども同士での言葉のやりとりがぐんと増え、成長を感じます。
遊んでいる様子を見た周りの友だちも集まって来て、みんなで集まって遊んでいると、机の上はお皿やお鍋でいっぱいに!(笑)
「せんせい、ごはんできたよー」「スプーンでたべてね」と保育者にもたくさんのご飯を振る舞ってくれるすずらん組の子どもたちです。
室内遊びでは、子ども同士で『お医者さんごっこ』が展開されていました。
「おねつでたの…」と言う友だちを心配して、「だいじょうぶー?!」とお布団をかけたり、フェルトのアイスクリームを冷却シートに見立てて貼ったりしてやりとりをしていると、「きゅうきゅうしゃ…!」と呟いた子が、車のブロックの中から救急車を取り出してきて、「ピーポーピーポー」と救急車が到着しました!(笑)
胸をポンポンと聴診器を当てる真似をして「はい、どうぞ」とお薬を飲ませてあげたり、ご飯を食べさせてあげたりして看病してあげようとする子どもたちでした。遊びの中でのイメージもどんどん豊かになってきて、友だちに何かしてあげたいという気持ちも芽生えてきたすずらん組の子どもたち。子どもなりの発想が面白く、とても微笑ましかったです。
先日、たんぽぽ組のお兄さん、お姉さんたちと手を繋いで第2公園まで散歩に行ってきました。
たんぽぽ組と手を繋いで散歩に行くことを知らせると、「たんぽぽさんとおててつなぐの?」「いくー!」「やったー!」と大喜びの子どもたち、散歩の準備も積極的に自分で進んでしていました。
第2公園に着くと、ヒメリュウキンカの黄色い花が沢山咲いており、「たんぽぽ?」「かわいい」「ママにみせたい」と喜んで花を摘んでいました。
こちらではつくしを見つけていました。身近な春の草花に興味津々で、親しんでいました。
こちらでは、「なんかみつけたよ!ほらみて!」と保育者に小さな木の実を見つけたことを知らせてくれた子がいました。友だちが「みせてー」と言うと、「いいよ、ほら」と見せてあげていました。
子どもたちなりに季節の変化を感じ、「あったかいね」「はるだね」と言う言葉も聞こえてきて、春の訪れを喜んでいました。
ズボンや靴下、靴の着脱など、自分で出来る事が増えてきて、子どもたちから「もうおねえちゃんだから」「先生見て!自分でできたよ」という言葉も良く聞かれるようになってきたすずらん組の子どもたち。自分でできる喜びが子どもたちの自信になっています。
先日はたんぽぽ組のお部屋にまぜてもらい一緒に遊びました。たんぽぽ組のお兄さん、お姉さんに話かけられて恥ずかしそうにしながらも、すずらん組にはないおもちゃに興味津々で、様々なコーナーをまんべんなくまわりながら遊びを楽しんでいました。
3月も残り数日となり、ひとつ大きくなってたんぽぽ組になることを楽しみにしているすずらん組の子どもたち。この一年で様々な経験を通して、一人でできなかったことも自分でしようとする姿も見られ、体も心も大きく成長しました。保護者の皆様には、日頃の保育にご理解とご協力を頂き、ありがとうございました。たんぽぽ組でもたくさんの経験をして楽しく過ごしてほしいです。